国際学科2年生の佐藤邦政ゼミでは、7月1日（土）に東京大学を訪問し、その後英会話カフェで外国人教員と会話をする課外実習を行いました。

　東京大学では、歴史のある赤門、三四郎池、安田講堂などを見て回りながら広い敷地を散策しました。残念ながら図書館は耐震工事のため改修中で、中を見学することができませんでしたが、大学構内を流れる学びの雰囲気を肌で感じることができたように思います。

　英会話カフェ(Leaf Cup飯田橋店)では、授業で学んだ英語を表現する体験を行いました。担当のアメリカ人講師は気さくな方でしたが、初対面の外国人講師に何をどのように伝えればよいのか、悪戦苦闘していたようです。帰りの電車内では、みんな疲れた様子でした。

　大学での学びは高校までの学習と異なり、与えられた課題をこなすだけでは十分ではありません。さまざまなことに関心をもち自律的に学ぶ姿勢を身につけることが重要です。たとえば、英語の学びで言うと、オンラインニュースを英語で聞き、英語で話す機会を積極的に見つけ、伝えたいことを表現するための言葉を地道に増やしていく。そのようなことが自然にできるようになることが重要です。

　しかし、そのような学びは最初からできるわけではありません。まずは自分の頭をフルに使って学ぶというとても疲れる体験をたくさん行い、少しずつ「学び人」へと変容していくことが必要です。今回の課外実習がそういう学びのきっかけになっていたら嬉しいです。

(文責：佐藤邦政講師 編集：IR・広報室）