国際学部では家近、高田、田村ゼミの1年生が合同で日本人・留学生(主に中国、ベトナム)の交流を行いました。テーマは「アジアの子供の遊び文化」です。各国の学生が子供時代の遊びを紹介し、実際にやってみながら共通性や相違性を考えました。

　例えば、日本人にも馴染みの深い「ダルマさんがころんだ」は、中国やベトナムでも共通の遊びであり、中国では「一二三木頭人」といいます。また、「ハンカチ落とし」も多少のルールの違いはありますが、共通の遊びということが分かりました。ベトナムの足つき羽（Cau Long)を使った「Da Cau」という独特の遊びも紹介され、日本の学生には初めての新鮮な体験となりました。

　教室外での実践を踏まえた体験は、文化の異なる学生間の活発なコミュニケーションを生み、座学だけでは分からない貴重な経験となります。また、入学して間もない1年生の親睦も深めます。次回の合同ゼミでは、折り紙を使って共通性と相違性を探りたいと思います。

【参加した学生のコメント】
　日本人学生
　　・日本と違うルールがあってビックリした。
　　・昔ながらの遊びを通して、童心に返っての国際交流が新鮮で楽しかった。
　　・留学生と交流できて、たくさんコミュニケ－ションが取れて良かった。
　留学生
　　・ベトナムの遊びを日本人学生に紹介し、日本人も教えてくれました。
　　・またチャンスがあれば、皆と国際文化交流がしたい。
　　・ハンカチ落としは、中国で子供がよく遊ぶゲームで同名の歌もあるが、日本にはないことが分かった。