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ホーム  > 国際学部だより  >  【こども学科】教育ボランティアサークルIrisの活動報告「シュワシュワプカプカ研究所」(2017年3月4日)


【こども学科】教育ボランティアサークルIrisの活動報告「シュワシュワプカプカ研究所」(2017年3月4日)

 教育ボランティアサークルIrisは、3月4日(土)に3月企画「シュワシュワプカプカ研究所」を実施しました。以下は、こども学科1年生の黒澤花さんからの報告です。
 今回の活動は、理科に関連した事柄を通して、物質の変化や性質の仕組みを学びながら、何かを作る楽しさや、自らで何かを成し遂げる達成感を味わってほしいという目的のもと、参加児童21名、参加スタッフ14名で実施されました。

 最初に導入として、お風呂に関するクイズを行いました。参加しやすいように三択クイズを用意したことで、子供達は積極的に楽しんで参加していました。日常生活で関わりのある“お風呂”についての話題だったこともあり、子供達は知っているようで知らなかった新たな知識に夢中になっていました。

 次に、入浴剤づくりを行いました。子供達全員が同じスピードで手順を追って行えるように、材料の配布や1人1人の進行状況に気を配りながら活動を行いました。子供達は、初めてふれる粉材料やだんだんと粉末が入浴剤へと形を変えていく様子に興味津津で、完成した時にはとても嬉しそうな笑みを浮かべていました。

 最後は、水の上に絵を浮かべる「プカプカ実験」を行いました。
始めに文字や絵が水に浮かぶ原理を小学生にもわかりやすく伝えられるように紙芝居方式で説明しました。また、学生スタッフが博士に変装するなどの工夫を加えながら、少しでも子供達を理科の学びの世界へ引き込んでいけるよう工夫しました。
 子供達は、ペンで描いた絵が水に浮かぶという不思議な現象に驚いた様子で、自分が描いた絵が浮かんだ時には「見て見て! 浮いたよ!」と、とても嬉しそうでした。ペンの濃さなどで失敗してしまうことも多くありましたが、子供達が成功して喜ぶ姿を見られた時には学生スタッフも喜びと達成感を感じました。

 今回の活動では、理科に関連付けた実験や作品制作を行いました。その上で感じたことは、理科は何度事前に模擬実験やシミュレーションを行っていても、当日、決められた時間の中で段取りよく進行することはとても難しいことだということでした。
 これからもっと活動の回数を重ねていく中で、どのようにしたら多くの子供達の興味・関心を引きつけて、飽きさせることなく、私たちの導きたい学びの世界へと子供達をうまく引き込んであげられるかを追求していきたいと思います。
文責:山口

こども学科は2017年4月より、「こども教育学科」に名称変更します

こども学科は2017年4月1日より、小学校教員養成の学科であることをいっそう明確にするために、「こども教育学科」に名称変更いたします。
教員を養成する学科が、なぜ国際学部の中にあるのでしょうか?
国際化が進み、外国人の親を持つ児童や生徒は珍しくなくなりました。また、小学校では2020年度までに、英語の「小学3年生からの必修化」と「小学5年生からの教科化」が実施されます。これからの教員には、国際的な視野異文化に対する理解がいっそう求められます。こども学科では、英語に強く国際感覚に優れた小学校教員を養成していきます。