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ホーム  > 国際学部だより  > 【国際学部】活躍する卒業生たち(5) 佐瀬綾加さん(小学校教員)

【国際学部】活躍する卒業生たち(5) 佐瀬綾加さん(小学校教員)

 各界で活躍する卒業生を取り上げるコーナーの第5回は、公立小学校教員の佐瀬綾加さんをご紹介します。

 佐瀬さんは2007年度に設置された「地域こども教育専攻」(現・こども学科の2期生で、2011年度に国際学部を卒業し、その後は都内の公立小学校に勤務されています。

入学するまで

聞き手:佐瀬さんのことは入学直後にたまたま面接する機会があったのですが、答える内容も言葉遣いも完璧だったので、とにかく驚きました。社会人経験が大きかったのでしょうか?

佐瀬:高校を卒業してから、歯科助手として働いていました。電話の応対や歯ブラシの使い方の指導をしていましたので、落ち着いた話し方が身に着いたと思っています。

小学校の先生になろうと思ったきっかけは何ですか?

佐瀬:社会人の時に仕事の延長で、小学生に勉強を教えることがありました。できたときの子供たちの笑顔を見ているうちに、自分が本当にやりたいことはこれだと思うようになり、進路を変更しました。

どうして敬愛大学国際学部を選んだのでしょうか?

佐瀬:少人数指導が最大の魅力だと感じました。オープンキャンパスで先生方やチューターの先輩の皆さんがとても親身になって下さったので、志望校に決めました。実際、入学してから授業や進路について悩んでいる時は、先生方が真剣に向き合ってくださいましたし、面倒見のいい先輩にも恵まれました。本当に入学してよかったと思っています。

学生時代

佐瀬さんとは授業で顔を合わせることはありませんでしたが、大学祭実行委員長をしていた時に、教職員との打ち合わせの席で堂々と渡り合っていたのが、強く印象に残っています。私の知る限り、歴代の実行委員長の中で最もしっかりしていました。

佐瀬:大学祭実行委員を4年間続けて、皆で力を合わせてやり遂げることの大変さと、達成したときの充実感を味わうことができました。教職員の方には、ずい分と実現困難なことをお願いしたと思うのですが、的確なアドバイスをいただいたり、一緒に悩んでくださったりしました。おかげで、支えてくれる周りの人たちに、感謝できるようになったと思います。

大学祭実行委員長を立派に務めて、教員採用試験にも合格しました。

佐瀬:学内の採用試験対策講座が充実していたので、最大限に活用しました。模擬授業はゼミでもやりましたし、友人同士でも見せ合って、意見を積極的に交換しました。わからないことがあれば、先生や先輩を頼っていろいろ教えていただきました。アドバイスをしっかり実行したことが、合格できた理由だと思います。

現在の仕事

今はどういう仕事をされているのでしょうか?

佐瀬:都内の小学校で、2年生の担任をしています。

現在の仕事に学生時代の経験が何か、役立っていますか?

佐瀬:学生時代に、わからないことや不安なことは一人で抱え込まず、はっきり口に出して情報共有することの大切さを経験しました。そのおかげで実際に、よりよい方法を見つけたり、様々なことを未然に防ぐことができています。

最後に、小学校教員を志す後輩にアドバイスをお願いします。

佐瀬:敬愛大学には学生の将来を本気で考えてくれる先生方、職員の皆さまや、相談に乗ってくれる先輩がたくさんいます。この最高の環境の中で努力すれば必ず報われます。ぜひ夢を叶えて下さい。

本日はお忙しい中、どうもありがとうございました。

(聞き手:大月隆成)