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【国際学部】国内スクーリング「プロトコル(国際儀礼)と庭園散策」(2)

大沼寛顕様の心和むご指導

 2016年12月4日、国内スクーリング(プロトコルと庭園散策)の参加者は、第一ホテル両国で、フランス料理を中心とした西洋料理のテーブル・マナーを学び、両国の江戸散策を行った。
 第一ホテル両国の市川聡美様のご案内のもと、国技館および江戸東京博物館の並びにある第一ホテル両国のロビーに参加者が集合した。全員、遅刻せずにテーブル・マナー講座開始30分前に集合した。これもマナーとして大切なことだろう。市川様にロビーから4階の楓の会場に案内していただいた。
 その後、同ホテル副支配人の大沼寛顕様のご指導の下、フランス料理のテーブル・マナーを学んだ。大沼様は大変気さくなお人柄で、一同はなごやかな気持ちでマナー講座に臨んだ。
 ナプキンのたたみ方も、鶴、亀など縁起の良いたたみ方や、ブーツなどのたたみ方も学んだ。

ナプキンのたたみ方 亀

ナプキンのたたみ方 鶴

 ソーサーではない、スープ・カップでのスープのいただき方、魚料理のいただき方、ナイフ・フォークの使う順番、食べ終わった後のナイフ・フォークのおき方、お肉料理をサーブする方法、お食事をいただくタイミング、パンをいただくタイミング、ワイン・グラス(未成年者もいるため、中身はお水)の持ち方、乾杯の仕方など、懇切丁寧に教えていただいた。

盛り付けあざやかなオードブル
たくさん並んだナイフとフォーク さて使う順番は?

両耳カップでいただくスープ

メインディッシュ1:お魚料理
エビには殻がついている

メインディッシュ2:お肉料理
大沼様が盛り付け方もご指導くださる

色鮮やかなデザート

 最後のデザードは美しいモンブランで、皆舌鼓を打った。楽しく手際のよい大沼様のご説明をうけながら、テーブル・マナーのひとときを過ごした。
 食後は両国周辺の江戸散策を行った。両国周辺の名所を回った。まずは津軽家上屋敷跡にある葛飾北斎生誕の地の美術館を外から観賞した。
 その後、勝海舟生誕の地に赴き、幕末の開港と、明治維新にいたる歴史を学んだ。

葛飾北斎生誕の地にある「すみだ北斎美術館」

勝海舟生誕の地

芥川龍之介の文学碑

吉良上野介の屋敷跡

芥川龍之介生誕の地 横綱横丁

 その後、芥川龍之介の文学碑をみた。両国という土地柄、相撲部屋も多く、時津風部屋の前を通った。さらに、忠臣蔵で有名な吉良上野介の屋敷跡を見学した。赤穂浪士の討ち入りを彷彿とさせるたたずまいであった。
 その後、横綱横丁入り口に立つ、芥川龍之介生育の地の碑をみた。横綱横丁を通って両国駅に向かったが、狭い路地にはちゃんこ鍋のお店が並んでいた。スクーリングが始まる前に、江戸東京博物館を観覧してきた学生もいた。
 東京が江戸であった時代に思いをはせるスクーリングであった。
(文責:庄司真理子)

国際学部の国内スクーリング

国際学部では、各教員が工夫を凝らして企画した体験型授業の国内スクーリングをいろいろと実施しています。
これまでに実施した中からいくつかをご紹介します。

「プロトコル(国際儀礼)と庭園散策」(1)会席料理のテーブルマナーと赤坂迎賓館見学
「舞台芸術」シェイクスピアからブロードウェイミュージカルまで