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【国際学科】客室乗務員(CA)を目指す皆さんへ

 現役の客室乗務員(CA)で地上訓練教官を務めておられる藤嶋ジェイド先生が、「客室乗務員のキャリア」や「求められる能力」について講話してくださいました。

これまでのキャリア

 国際線・国内線の乗務経験を積んだ後、チーフパーサー(先任客室乗務員)に。さらにインストラクターとして現場のCAを指導した後、現在の地上訓練教官職に就きました。
 現在は客室乗務員としてフライトしながら、教官業務を兼務しています。教官の仕事は、①新人客室乗務員への知識・技量・マナー等の指導、②現役客室乗務員への定期訓練実施の他、 危険物取扱指導、保安教育、現役CAへの英語教育など、多岐に渡ります。
 「人の命を預かる」客室乗務員には厳しい訓練が課されます。安全に飛行機を飛ばすため、皆が高いプロ意識を持つことが必要で、客室乗務員以上に教官も日々勉強しています。

客室乗務員に求められる3つの力

1 「コミュニケーション力」
 多くの人が関わる職場、フライト毎に仕事仲間が変わる職場です。自分の思っていることを仕事仲間に素直に言葉にする必要があります。「言わなくてもわかってもらえる世界」ではありません。
2 「自分で考えて行動する力」
 自分がお客様だったらどうされたら嬉しいかを考えましょう。自分の考えた答がお客様に喜んでもらえた時、「仕事をしていてよかった」という充実感が得られます。答が失敗してもチームワークでフォローしてもらえます。学ぼうとしないことの方が怖いのです。
3 「人に興味を持つ力(人を見る眼)」
 多くの先輩・同期・後輩と関わって仕事をする職場です。仕事仲間の様子に気づけるようにしましょう。「あの人今日は機嫌が悪そうだけど、何かあったのかしら」「今日は嬉しそうだわ」と、人に興味を持つ力があれば、仕事がスムーズに進められます。

 以上は、さまざまな人と関わりあう仕事を希望するなら、共通に身につけてもらいたい力でもある、ともおっしゃっています。「ホスピタリティ」の授業で習得したおもてなしの心を、さらに実践力へと高めていきましょう。
(報告:織井)

サティフィケート・プログラム「エアポートNARITA地域産業学」