国際学部の授業「１年基礎演習」では、大学で学んでいくために必要な、アカデミック・スキルやコミュニケーション力などを養っていくことをねらいとしています。

　クラス担任制がとられており、普段は担任教員とともに様々なことを学んでいきますが、7/5の授業では、合同でのスポーツ大会を開催しました。この企画は、各ゼミ学生の代表らが集まり、2ヶ月ほど前からミーティングを重ねて実現したものです。今回の種目は、ドッジボールとサッカー。100人ほどの人数でうまく試合を進めていくのは大変ですが、代表の学生を中心に事前に計画を練っており、当日はスムーズに進行することができました。学生からも、「スムーズに進行することができてよかった」という声や、「楽しかった」という声、一緒に企画した仲間への感謝の言葉などが聞こえてきました。

　教員の立場からすると、座学の時の顔とは違った顔を学生が見せてくれることや、他のゼミの雰囲気を知ることができるという点において、今後の学生指導に役立つ企画でありました。今後も、こうした企画でコミュニケーションを深めていってほしいですし、自分たち主導で企画を実現していくという経験から様々なことを学んでいってほしいと思っています。4年間で最終的に何かを学びとるのは学生自身ですが、そのための手助けは、様々な方法でしていきたいと考えています。
文責・阿部