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ホーム  > 国際学部だより  > 【こども学科授業紹介⑬】2年次専門研究(山口ゼミ)①物語の翻作

【こども学科授業紹介⑬】2年次専門研究(山口ゼミ)①物語の翻作

 2年ゼミでは、他の授業で学んでいることを、別の切り口から取り上げることが少なくありません。山口ゼミでは、「国語科指導法」や「口頭表現」の授業とのつながりを意識した授業を展開しています。
 この日の授業では、小学4年生の地域学習に関連して、千葉県の自慢について調べ発表するという課題に取り組みました。
 南総里見八犬伝について取り上げたOさんは、南総里見八犬伝を紙芝居に書き換えて発表しました。長編ですが、重要な場面を取り上げながら粗筋(あらすじ)を紹介し、分かりやすく伝えることができました。
 このような書き換えを国語科指導法では「翻作(ほんさく)」と呼んでいます。
 実際にやってみるとわかるのですが、翻作は内容をしっかり読み込んでいないとできません。それゆえに理解と表現の総合学習とも呼ばれています。
(文責・山口政之)

手作りの紙芝居は非常に完成度が高いものでした。

小学校で古典入門の教材として活用できるほどです。

主要な登場人物がしっかりおさえられていました。

作品の大まかな流れがつかみやすく仕上がっていました。