グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > 国際学部だより  > 【こども学科授業紹介⑩】武内ゼミのある日の風景(2年生・教育社会学)

【こども学科授業紹介⑩】武内ゼミのある日の風景(2年生・教育社会学)

 大学では高校までのようなクラス(HR)がない。したがって、大学では友達を作りにくいという面もあるが、逆にいろいろな人間関係を結べる機会がある。学科やサークルと並んで、大学におけるゼミ(演習)は、教員も含め、学問で結ばれた人間関係の場である。講義科目のように学問的内容を学ぶだけでなく、学問を媒介にした人間関係からさまざまなことを学ぶことができる。
 そうした、こども学科の2年生のゼミの一つの様子を紹介しよう(担当:武内清、専門・教育社会学)。

 4月27日のゼミでは、各自好きな曲を持ち寄り、それをスマホやYouTubeで流し、その歌詞の内容を、話してもらった。今若者に受けている歌から、今若者たちはどのようなことに、価値や喜びを見出しているのかを、話し合った。その趣旨は、子どもや青年の心情や行動様式を知り、それを学校での指導に生かしていこうということである。
 そこで、好きな曲として挙げられたものは、次のような曲である(カッコ内は歌手、グループ名)。

  アンマー(かりゆし58)、証(フランプール)、ライオン(遊助)、
  勝利の笑みを君と(ウカスカジー)、閉じた光(Radwimps)、
  線香花火(井上苑子)、好きだ(Little Glee Monster)、
  DREAM(清水翔太)、starting over(三代目 J Soul Brothers)、
  AI(ハピネス)、日曜日(Back Number)。
 単にその曲が好きというだけでなく、なぜその曲に惹かれるのかという身近なところから人間の社会心理を考察した。それは、ゼミメンバーの相互理解も進めたことであろう。(文責:武内)