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ホーム  > 国際学部だより  > 【国際学科】フード&アグリビジネス・コーナー(2015年度)

【国際学科】フード&アグリビジネス・コーナー(2015年度)


 敬愛大学国際学部国際学科では、2011年カリキュラムに「フード&アグリ」関連科目を設け、本格的活動を開始しました。「国際学部でアグリ?」とよく尋ねられます。食糧自給率、輸入食品の増加と安全性の問題に、最近では放射性物質の問題まで加わり、「食」の安定供給と安全性の確保は広く人々の関心を集めています。TPPによる日本の農業への影響も心配されています。そう!日本の「食」と「農」は世界につながっているのです。

 このコーナーでは、学内外の様々な活動を報告します。

 学年を超えた学生間、学生と教員の共同作業や社会の人々との交流を通して、学生たちは普段より活き活きした姿を見せてくれています。このような活動が彼らの将来につながってくれれば、というのが我々の願いです。新教育カリキュラムの目標は「食」と「職」をつなぐ。この活動を通して、地域社会に貢献できる人材を育てていきたいと思います。ご協力をお願い致します。
(文責:村川)

リレー講義「フード&アグリ・リテラシー」

 国際学部の特徴は、幅広い研究分野や地域の専門家が揃っていることです。国際学部ではその特性を生かして、昨年度からオムニバス形式で、食と農業を追究する「フード&アグリ・リテラシー」のリレー講義を実施しています。2年目に当たる今年度は、昨年度を大きく上回る数の学生が受講しました。
 以下は、今年度行われた講義の一覧です。それぞれが専門を生かし、工夫を凝らした授業を行っている様子がおわかりいただけるかと思います。
日程担当者講義タイトル
9/29村川国際学部で「食と農」を学ぶ
10/6村川アメリカの戦略~日本人はいつからパンを大量に食べ始めたのか?
10/13山本(健)砂漠から農地へ~中国内蒙古の植樹活動を通して
10/20村川日本人移民の歴史~戦前のアメリカでの農業について
10/27池谷日本の食育~小学校の食育を覚えていますか?
11/3田村ヨーロッパの農法~日本との比較において
11/10大月サハラ以南アフリカの農業と食料事情
11/17水口中東と食
11/24庄司国連の食と農
12/1佐藤(佳)ピーターラビットの世界と農
12/8覚正農業と法~農業の多角的機能
12/15畑中江戸の食事情
12/22田中(未)食行動の心理学
1/12高橋ICTを活用した次世代の食と農
1/26中村ネパールの農業~ヒマラヤでの日本のリンゴ栽培

総合地域研究所シンポジウム「千葉発地域創生」

 本学総合地域研究所のシンポジウム「千葉発地域創生」で愛媛県今治市から安井孝さんを講師にお迎えしました。研究所ではこれまで4回、「アグリ」関係のシンポジウムを主催・支援してきました。安井さんはかつて山梨県北杜市からお招きした講師の方が「お師匠さん」と呼んでおられた方で、食育からタオルまで、今治市の経済再生を導いてきた人です。
 聴衆は80名を超え、関心の高さがうかがえました。『毎日新聞』『愛媛新聞』の記者さんも最後まで聞いていてくださいました。(6月20日)

海外スクーリング in シアトル「日本人移民の歴史と農業」

 9月に行われた海外スクーリングでは、アメリカ西海岸のシアトルを訪れました。シアトル周辺は、かつて大勢の日本人移民が入植し、農業を営んだ歴史のある場所です。今回のスクーリングでは、日系移民の歴史を学ぶとともに、かつて日系人が行っていた農業や、現在のアメリカの農業にも焦点を当てました。リンゴ農園や全米を代表する農業祭を見学し、シアトルではスタバの1号店にも行ってみました。スクーリングの詳しい様子は、「海外スクーリング in シアトル 実施報告」をご覧ください。

印旛沼流域環境・体験フェアへの参加

 今年も印旛沼流域環境・体験フェアに参加しました。「アグリ」の活動の開始当初から支援していただいている水土里ネット印旛沼の高橋氏の「印旛沼にカルチェラタンを」の言葉通り、参加する大学・高等学校の数は年々増加している。「理系の大学・高校ばかりでなく、人文社会系の大学にも参加して欲しい」と言われて、シアトルでのスクーリングの活動報告を行ってきました。今年も国際学部の学生が二人、卒業生が1人、お子さんを連れて参加してくれました。他大学や団体の、環境や農業、食品関係の実験や製品を並べたブースに比べると、集客力の無いブースですが、今後はもう少し工夫していきたいと思います。(10月25日)

門松作り講習

 今年も黎明高校からお二人の先生と生徒さんが門松作りの講習に来てくださいました。予定が立たず、一旦は諦めたのですが、無理をきいて来てくださいました。今年は先生方も大勢参加してくれました。(12月22日)