グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > 国際学部だより  > 【こども学科】こども学科のゼミ

【こども学科】こども学科のゼミ

武内ゼミ(1年ゼミ)

 大学のゼミは中高のホームルームのようなものであるが、授業の1つで、学生達は仲間と学ぶ場である。こども学科では、1年生の時からゼミがある。1年の前期と後期では、メンバーも担当教員も入れ替わる。2年生は希望したゼミに入るが、前期と後期で違うゼミを選ぶ。3年と4年は、自分の希望する同じ教員のゼミに所属し、専門を深める。
 教員にとってゼミの位置づけは難しい。3年や4年のゼミは専門的なことをやればいいが、1年や2年の時のゼミの内容には、いつも悩むことになる。
 一つの考え方は、1年生の最初の時こそ、文献の読み方やレポートの書き方の基礎をきっちり叩き込む必要があるというもの。それが出来ていないと後で苦労するし、それこそゼミという少人数の個別指導のできる場で、やるべきという意見がある。

自分の好きな曲を熱く語る

 もう一つの考え方は、1年生の時は大学に馴染み、友人をつくことが一番大事であるというものである。ゼミはその為の一番有効な場である。ゼミではメンバーのコミュニケーションをはかり、楽しいゼミにするのが一番である、という考え方がある。その両方ができるのが、好ましいことであろう。
 私の場合は、どちらかというと後者重視である。ある日のゼミは、「音楽と若者」というテーマを扱った。好きな曲をスマホからスピーカーに流してもらい、その曲の解説をしてもらった。その曲の内容はやはり恋愛や失恋の歌が多かった。現代の若者の繊細な心情が伺えた。また、君が代の再解釈があったり、カバー曲の自己流の歌いがあったりと、なかなかにぎやかなゼミとなった。

近くの公園でスポーツ

 別の日のゼミは、近くの公園でバレーボール、野球、バトミントンとスポーツをし、その後連れだって、近くの店でお昼を一緒に食べた。普段休みがちの学生もほぼ全員が参加し、コミュニケーションが深まった。
 このような一見大学の勉強と離れたように思える内容も、ゼミへの参加意欲を高め、ゼミでの今後の討論を円滑にするのに役立っている。
(こども学科 武内)