教育実習の事前指導となるこの授業で,4年生のRさんが3年生を相手に国語科の模擬授業をしました。教材は6年生の「川とノリオ」。色彩を手掛かりに作品世界を読み取っていく授業でした。
子供の音読を聞きながら,支援が必要な子はいないかどうかを意識して机間指導をしています。授業者の〈意識〉は見えません。しかし,分かる人には分かります。
発問の後,机間指導をしながら子供のノートに何かを書いています。何を書いたのでしょうか。答えは次の写真に。
授業者は子供のノートに赤ペンで花丸をつけていました。この後,授業者は花丸をつけた子供を指名し,花丸をつけた内容を発表させていました。こうすることで授業で押さえたい内容を子供の側から確実に引き出すことができます。昨年,教育実践研究の授業で学んだ教育技術を確実に身につけているのです。
授業後は3年生から様々な質問が出ました。それに対して授業者は的確に答え,3年生は理解を深めていました。自分の授業について自分の言葉で語れるようになれば,ヒヨコ先生のレベルです。なおRさんは来年度,横浜市の小学校で教壇に立ちます。
※この授業の内容はRさんの卒業研究の一部です。
※この授業の内容はRさんの卒業研究の一部です。
(文責者:こども学科 山口政之)