小学校の教師が行っている積極的な読書活動を一通り紹介するのが「読書入門」の授業です。この日のテーマは
「教育雑誌・学会誌」でした。若い教師向けの総合教育雑誌から、中堅教師向けの専門誌・学会誌まで、表紙や目次、背表紙などを資料として内容を概観しました。
また、教師の研修活動と雑誌講読とを関連付け、学び続けるとは具体的にどういうことなのかを話していきました。
「教育雑誌・学会誌」でした。若い教師向けの総合教育雑誌から、中堅教師向けの専門誌・学会誌まで、表紙や目次、背表紙などを資料として内容を概観しました。
また、教師の研修活動と雑誌講読とを関連付け、学び続けるとは具体的にどういうことなのかを話していきました。
授業風景
スライドで資料や要点を示しながら講義は進みます。
資料を読み込む学生。
バックナンバーの背表紙(授業で使用したスライドより)
「教育雑誌のバックナンバーは実践報告や論文のデータベースです。10年、20年と揃えると役に立ちます。」(山口談)
キーワードで抜き出したバックナンバーの背表紙(授業で使用したスライドより)
「指導案や論文を書くときに役に立ちます。この中から自分の研究に役立つ論文を選び出し、先行研究・引用文献として位置付けます。」(山口談)
最後にリアクションペーパーを書いて提出します。講義内容を要約して、その内容に即して自分の意見や疑問を書くことが求められます。講義を聞いていなくても書けるような内容を書いていては「不可」となります。
10分ほどの時間で3年生が書いたリアクションペーパーの一部を紹介します。授業内容を振り返りながら、自分の考えを明確にしていることが分かります。この二人なら「学び続ける教師」になれそうです。
(文責・山口)
(文責・山口)