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中村先生のネパール現地調査報告(2012年11月17日)

ネパール現地調査報告

エベレストとお釈迦様の生まれた国として知られるネパール。
この国のインド国境に近い亜熱帯気候のテライ低地(図1. 標高約100m)では、井戸水からヒ素が検出され、大変大きな問題となっています。国際学部の中村教授は、この地域における井戸水のヒ素汚染に関する調査を2007年に開始し、その実態の把握に努めてきました。その結果、50ppbというネパールのヒ素基準値に対し、30倍以上の高濃度汚染の井戸も発見されました。
2011年度からは、文部科学省の科研費による研究費補助を受けて、総勢9人の調査団を現地に派遣し、2015年度までの5年計画で、本格的な調査に取り組むことになりました。
この調査では、これまでに2012年2-3月と2012年8月に、2度の現地調査を実施しましたので、その概要について報告させていただきます。 (中村 圭三)