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ホーム  > 国際学部だより  > ロシアのカルムイキア共和国からの訪問者(2012年7月12日)

ロシアのカルムイキア共和国からの訪問者(2012年7月12日)

 7月12日(木)の午後に、ロシアのカルムイキア共和国から、8名の学生(高校生と大学生、女子8名)と引率の先生が、敬愛大学にやってきました。彼女たちは日本語を学んでいて、夏休みを利用して、千葉市の双葉外語学校での学習プログラムに参加するため、来日しました。敬愛大学では双葉外語学校と共に、ロシアとウクライナの複数の大学との提携を進めており、同外語学校の加藤副校長のご尽力で、今回の訪問が実現しました。

カルムイキア共和国の旗で歓迎

 カルムイキア共和国は、ロシア南部・カスピ海に面した位置にあり、民族的・文化的には、モンゴルとの共通性が多く見られます。カルムイク人は、かつてモンゴル帝国がアジアからヨーロッパにまたがる広大な帝国を築き上げたときに移住した人々の子孫に当たり、多くの人々が仏教を信仰しているそうです。そこで、ロシアとカルムイキア共和国の旗、ロシア語とカルムイク語(モンゴル語)の歓迎の言葉で、迎えることにしました。やってきた学生たちは皆、中央に蓮の花をかたどったカルムイキア共和国の旗を見て、大きな歓声を上げていました。

カルムイク共和国-Wikipedia
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 挨拶が済んで、まずは学生たちの引率で、キャンパスツアーに出かけます。CALL教室での英語音声学の授業の様子や、メディアセンターを見学しました。メディアセンターでは、ロシアに関する本がたくさん置いてあるのを見つけて、興味深そうに見ていました。
 続いて、国際学部・イケシマゼミの学生たちが、英語でパペット・ショーを披露してくれました。11月の学園祭へ向けて準備しているそうですが、今回外国からのお客さんを迎えることになり、大急ぎで間に合わせてくれました。イケシマゼミには、中国やタイ、ネパールなどアジア各国からの留学生が大勢いて、様々な国出身の学生が仲良く楽しそうにしている様子が伝わったようです。

パペット・ショーを演じる学生たち

パペットショーを鑑賞中

和気あいあいと意見交換

 その後は、テーブルを囲んでの意見交換会です。と言っても堅苦しいものではなく、質問などを通じて、お互いのことをもっとよく知ろうというものです。ロシア語、日本語、英語が飛び交って、終始笑い声が絶えない、とても和やかな会になりました。彼女たちに日本の感想を聞くと、「街やトイレがとても清潔」「時間が正確で安全、夜出歩いても怖くない」「お店でとても可愛らしいグッズを売っていてお土産に沢山買ってしまった」と、とても気に入った様子。
 日本に来る前は、8名中3名だった日本留学希望者が全員!になり、敬愛大学で学びたいという学生も、1名から4名に増えたそうです。敬愛大学は小規模でとてもアットホームな大学だということが、言葉ではなく様々な体験を通じて伝わったからでしょうか?

最後にみんなで集合写真

 あっという間に予定の時間が過ぎていき、訪問した皆さんは大変満足した様子で帰っていきました。迎えた敬愛大学の学生たちにとっても、とても有意義な経験になりました。それにしても、カルムイキアの女学生さんたちは、純真で本当にかわいらしくて、まるでお人形さんみたいでした。彼女たちが敬愛大学のキャンパスで学ぶ日が来るのが、今からとても楽しみです。