日本の人口動態を説明する学生
2018年12月8日に敬愛大学で「輝ける!インターゼミナール大会」を実施しました。インターゼミナールとは、異なる大学のゼミが一同に介して、あるテーマについて徹底的に議論し、ゼミ間の交流を深めることを目的としたものです。本学からは経済学科の矢口ゼミと米田ゼミが参加しました。
今回のテーマは「真の地方創生に必要な政策とは何か?」です。
2014年に日本創成会議が、2040年までに896の自治体が消滅の可能性があるという報告書を公表しました。これを受け安倍政権では「地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする」、「地方への新しいひとの流れをつくる」、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」といった基本目標を掲げ、諸施策を展開しています。しかしながら地方創生交付金や戦略特区といった従来の延長上の施策を展開するにとどまっており、真に有効的な政策が展開できているとはまだ言い難い状況です。そこで短期的に実現可能な施策にとらわれることなく、大局的な視点と柔軟な考え方を共存させた“真の地方創生”の問題に対して、9大学16チーム、総勢90名ほどが発表し、活発な議論を行いました。
東北や関東、近畿、中国などの各地域の大学が集い、1つのテーマを様々な視点で議論することで、多様な価値観や考え方を知ることができました。
今回のテーマは「真の地方創生に必要な政策とは何か?」です。
2014年に日本創成会議が、2040年までに896の自治体が消滅の可能性があるという報告書を公表しました。これを受け安倍政権では「地方に仕事をつくり、安心して働けるようにする」、「地方への新しいひとの流れをつくる」、「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」といった基本目標を掲げ、諸施策を展開しています。しかしながら地方創生交付金や戦略特区といった従来の延長上の施策を展開するにとどまっており、真に有効的な政策が展開できているとはまだ言い難い状況です。そこで短期的に実現可能な施策にとらわれることなく、大局的な視点と柔軟な考え方を共存させた“真の地方創生”の問題に対して、9大学16チーム、総勢90名ほどが発表し、活発な議論を行いました。
東北や関東、近畿、中国などの各地域の大学が集い、1つのテーマを様々な視点で議論することで、多様な価値観や考え方を知ることができました。
約90名の学生が参加!
全国から集まった学生たち
報告:米田(経済学科 講師)、編集:IR・広報室
参加大学と発表タイトル一覧
大学・学部 | ゼミ | 発表タイトル |
---|---|---|
岩手県立大学 総合政策学部 | 伊藤健宏ゼミ | 「地域創生と人材育成 -学業支援と企業支援から始まる一歩-」 |
秋田大学 教育文化学部 | 荒井壮一ゼミ | 「教育を活用した『秋田型』-地域理解の増進・深化と段階的支援による若者定着のグランドライン構想-」 |
東北文化学園大学 総合政策学部 | 久保田茂裕ゼミ | 「企業の地方創生参加-地方創生人材の創出で高まる企業による地方創生の取り組み-」 |
山形大学 人文学部 | 坂本直樹ゼミ | 「地方創生サイクルの形成に向けて」 「住民アイデアコンテスト-『おらがまち基金』で創るまちの未来-」 |
敬愛大学 経済学部 | 矢口和宏ゼミ | 「真の地方創生に必要な政策は何か」 「空き家で企業誘致 |
敬愛大学 経済学部 | 米田紘康ゼミ | 「アウトレット誘致による地方創生-千葉県安房郡鋸南町のアウトレット誘致を事例に-」 |
高千穂大学 人間科学部 | 迫一光ゼミ | 「地方創生における大学教育の重要性」 「福祉用具をより簡単に選択できるツールの提案」 「必要なのは現状問題の解決か?-「革新」について考える-」 |
創価大学 経済学部 | 増井淳ゼミ | 「訪日観光客増加による真の地方創生」 「真の地方創生を考える」 |
神戸学院大学 経済学部 | 石田裕貴ゼミ | 「出所者雇用で支える農家の人手不足解消」 「地方創生に向けた奨学金返済支援-従来の奨学金返済支援制度の改善と女性のための奨学金返済支援制度の新設-」 |
広島修道大学 経済科学部 | 河合伸治ゼミ | 「ふるさと納税制度は本当に地域間の歳入格差の縮小に貢献しているか?」 |