経済学科では、2年生を対象に「フィールドワーク入門」という科目を開講しています。この科目では、地域社会の経済政策や経済状況を調査するために必要となる基礎的な知識を学び、2年次から始まり4年次の卒業研究までつながるゼミでの調査・研究の基礎を築くことをねらいとしています。
3回目となる4月24日（火）の授業では、敬愛大学の地元である千葉市稲毛区がどのように地域振興の活動を実施しているのかについて、稲毛区役所地域振興課の原田様をゲストスピーカーにお招きして、お話しいただきました。

お話を伺って、学生たちは地域が意外といろいろな問題を抱えているということに気がついたようです。また、そういった課題の解決（地域づくり、地域の活性化）に向けて、地域のさまざま主体（住民、学生、企業、NPO法人等）が積極的に取り組んでいることに驚いたようでした。
原田様の豊富な事例紹介を盛り込んだお話に触れて、学生たちは自分たちも地域を盛り上げることができるのだと刺激を受けたようです。フィールドワーク入門でさらに学びを深めて、学内で学んだ知識を活用して色々な形で地域活性化に貢献できるようになって欲しいと思います。

お忙しい中ご講演いただきました原田様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

報告：金子（経済学科 教授）　写真、編集：金子、IR・広報室