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『寺子屋稲毛塾』夏期講習活動報告&冬期講習募集(2013年11月4日)

敬愛大学では、「学生たちが自分で定めた目標をやり遂げ、かつ、共同作業を通して目標を達成する」ことを目的とし、正課科目として、敬愛プログラムを開講しています。
今回、経済学部の学生(4年大澤・田邉・田中)グループは、少なからず学習塾の料金が高いと考える家庭が存在することと、それによって学習塾に通う子供とそうでない子供との間に「学力格差」が生まれる可能性があることに注目しました。
そこで、大学の地域貢献という観点から、大学生が大学校舎を利用して地域の中学生に学習塾を提供する場合、どのくらいのコストがかかり、1教科あたりの授業料をどの程度まで安くできるのかを、参加者を対象にアンケート調査を実施しました。
今夏、このアンケート調査にあたり、実際に、生徒の満足度を確認する上で、寺子屋稲毛塾夏期講習を開講しました。以下は、学生たちの活動報告となっています。

経済学部4年 大澤希予志(広報担当)

敬愛プログラム参加のきっかけは、「大学生活最後の年に何かを成し遂げたい」という素朴な思いからでした。そして、「どうせなら地域に貢献したい」とい想い、それに共感した友人2名と『寺子屋稲毛塾』を立ち上げました。

今年の7~8月にかけては、全7日間、無料の夏期講習を敬愛大学で開講しました。企画から広告宣伝、実際の授業に至るまで、先生方のご指導のもと学生主体で取り組みました。一番苦労したことは、広告宣伝活動です。広告宣伝活動ではまず、チラシ作成を行いました。より多くの方々の目に留まるように、レイアウトや紙質にこだわりました。具体的には、私達の写真や敬愛プログラムの概要を載たり、紙の厚さを通常のものよりも厚いものを使用しました。

また、開講の前に説明会を開催することで、地域の方々に寺子屋稲毛塾への理解を深めていただきました。チラシの配布では大学から徒歩30分圏内に対象を絞り込み、ポスティングを行いました。真夏の暑い時期ということもあり、水分補給を適宜行うなど熱中症に気を付けながら、一週間ほどかけて6,000枚配布しました。その結果、地域の中学生3名が参加してくれました。参加者対象に実施したアンケートでは、塾の授業料が家庭の経済的負担となっていることがわかりました。さらに、「授業が楽しかった」や「冬期講習も開講してほしい」という感想をいただきました。

そして、アンケート調査の充実と参加者の声をうけて、12月に冬期講習を開講することが決まりました。現在、前回の取り組みの反省点をふまえた上で広告作成と説明会の準備を行っています。次回の冬期講習では、20名以上の参加者を目標に、より完成度の高い授業をし、引き続き、学生が大学施設を利用して学習塾をどれだけの低価格で提供できるかの研究に励みます
続きは、「寺子屋稲毛塾」で検索をお願いします。
(外部サイトが開きます)

配布用のチラシ

猛暑の中、地図で配布先を確認

受講した中学生の様子

授業がとても楽しいです