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地方自治論インターンシップ:成果報告会を実施しました(2013年10月10日)

8月の「経済学部だより」で、経済学部の3人の3年生が戸田市政策研究所で約1ヶ月間(週に3日程度出勤)の政策形成インターンシップを開始したことをお伝えしました。3人は、それぞれ事前に設定した「研究テーマ」について、政策研究所や各担当課の職員さんたちにきめ細かなご指導をいただいて、政策提言(レポート)をまとめました。最終日には、神保国男市長の前で提言内容の発表も行いました。学生たちにとってはかなり高いハードルだったと思いますが、何とか乗り越え、一回り成長した姿で後期の授業に出席してくれました。
10月10日には、公務員指導室(公務員を目指す学生を対象として試験対策を行う勉強サークル)の勉強会の中で、インターンシップ成果報告会を開きました。3人のインターンシップ参加者に、①政策提言の概要、②インターンシップ中の様子(うまく行ったこと、失敗したこと)、③後輩へのアドバイスを報告してもらいました。

3人の研究テーマ(政策提言のタイトル)は、次のとおりでした。
「自転車の交通安全対策(事故の減少策)」(大和田)
「市民参加型の川と水辺作り」(久保木)
「戸田市のカラス被害に対する提言」(川津)

3人ともそれぞれ担当課の職員さんにきめ細かいご指導をいただき、ヒアリングを行ったり、現場(道路や川辺、ごみ置き場等)を実際に見に行ったりして、彼らなりに「生きた」政策提言を考えるよう、努力したそうです。また、3人とも、研究テーマについて十分に下調べをしておくこと、挨拶をしっかりとすること、担当の職員さんとのホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)を密にすることなど、各自の苦い経験も踏まえて後輩へ貴重な助言を送っていました。3人の発表の後は、昨年インターンシップに参加した学生(4年生)や、来年インターンシップへ参加しようと考えている2年生と質疑応答が行われました。

3人のインターンシップ参加者には、戸田市政策研究所で見て聞いて感じて学んだことを、これからの就職活動に、人生に活かして行って欲しいと思います。

最後になりましたが、地方自治論インターンシップをコーディネートしてくださった牧瀬稔先生(本学非常勤講師)、お忙しい中、熱心にご指導くださいました鈴木様をはじめとする戸田市政策研究所の皆様、各担当課の職員の皆様、そして何より快く学生を受け入れてくださいました神保国男・戸田市長には、この場を借りて厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。

※「地方自治論インターンシップ」は、自治体職員を目指す学生のための特別のインターンシップで、経済学部で開講される「地方自治論」(講義)を受講した上で、「地方自治論実習」に履修登録することで参加できます。3年次の夏休みを利用して行います。
(文と写真:金子林太郎)

発表に聞き入る仁平経済学科長(奥)と学生たち

意見交換する3人の報告者と2年生(右から2人目。事務局(右端)への要望もありました