グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



カテゴリ画像
ホーム  > 経済学部だより  > 資格を取ろう(2012年4月10日)

資格を取ろう(2012年4月10日)

資格を取ろう

資格には、その業務を行うために持っていなければならない資格と、ただその人の能力を測るだけのことで、業務を行うのに持っていても持っていなくてもどちらでもいい資格とがある。本経済学部に関連して言えば、税務業務に不可欠の税理士、監査業務に不可欠の公認会計士が挙げられる。簿記検定試験について言えば、合格して資格を持っていても持っていなくても、会計・経理業務に就くことはできる。

また、起業し経営者になるために、資格は必要ないしそんな資格試験は無い。要は各自の持つ能力の問題である。そう、だから能力があれば資格は必要ない。そのことから、資格試験の受験はあまり意味が無いと言う人もいる。しかし、残念ながら私達の大多数はそれほどの大物ではない。自分の能力を測る物差しを持たず能力に不安を抱えている。

そこで一定のレベルの資格を目指し、一歩一歩チョットつらい階段を登る。自分の能力の進歩を測り、自信を持たせ、努力した自分を少し褒めてあげたいからである。手の届きそうな低いレベル資格の合格は、次の高いレベルの目安になり励みになる。また、努力することができる能力、受験勉強のためじっと我慢する能力が身に付き、自信に繋がる。

さいわい本学では資格取得をさまざまなかたちで奨励している。大学に入学したら何をしたらいいのか迷っている諸君! 遠い将来の夢とともに、すぐ目の前にある努力目標「資格」をつかまえよう。鈴木ゼミでは基礎演習で日本商工会議所簿記検定試験合格を目指して勉強しているし、各指導室でも大勢の友人が明日を目指して勉強している。君も勉強に参加しよう。

鈴木 明男