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ホーム  > 経済学部だより  > 金融研究会 「学生だけの星空討論会2011」と合宿(2011年8月26日~28日)

金融研究会 「学生だけの星空討論会2011」と合宿(2011年8月26日~28日)

8月26日と27日の2夜に、「学生だけの星空討論会2011」を開催しました。
この企画は、夏の夜空の下、本学学生が教員を交えることなく、特定のテーマについて自由に語り合うものです。本会が毎年合宿の一環として、本会以外の学生を招待する形で主催しており、今年で7回目(7年目)になります。
以下では、これら一連の企画の様子をご紹介します。

1日目

今年の開催地は、長野県北八ヶ岳の松原湖です。
拠点となるコテージは、松原湖からいくらか登ったところにあり、標高は1,300メートル程です。
広大な敷地には、大きくきれいな温泉も併設されています。到着早々に皆で入りました。

午後4時には、晩ご飯の準備を兼ねて、コテージ単位の料理コンテストを催しました。
当企画(料理コンテスト)のプロデューサーは、この日のために入念に事前準備し、また皆が温泉で汗を流している頃には、食材の調達に奔走していました。おかげさまで、大変盛り上がりました。

こちらは、審査結果の発表と、表彰および講評の様子。
どのチームも、一生懸命に料理を作ってくれましたが、優劣をつけないと面白くありません。
本会は、勝ち負けや競争の楽しさを重んじます。

いよいよ、「学生だけの星空討論会」です。真っ暗なので、写真は2枚だけ。
星空討論会は、毎年冬に本学で開催される「学生だけの公開討論会」の準備段階となる討論会で、できるだけ多くの論点をピックアップし、少しだけ詰めて整理することが課題となります。今年のテーマは、「地域金融機関をめぐる諸問題」でした。

星の明かりしかない大自然の闇夜の中で、資料も持たず長時間(2時間)に渡って議論することには、様々な効果があります。参加者が口々に言うのは、相手の表情が見えないため遠慮なく討論できるとか、細かいことにこだわらなくなるとか、一体感を感じるとか。
何より、大自然の一部になったような開放感が良いのだそうです。

2日目

合宿2日目のメインイベントは、北八ヶ岳の東天狗岳(標高2,646メートル)登山です。
早朝5時20分にコテージを発ち、車でほんの少し登ると、だしぬけに「雲海」と「日の出」に出くわしました。
「もう、これだけで満足」と、ため息をついている学生がいました。千葉県には高い山がありませんから、このような景色には一たまりもありません。
これからどんな体験が待っているのか、はやる気持ちを抑えられません。

コテージを出て30分、白駒池駐車場(標高約2,100メートル)に着きました。
ここから、白駒池→ニュウ→中山峠→東天狗岳→中山→高見石小屋→白駒池→白駒池駐車場と辿ります。危険な場所はありませんが、標高が高く距離は長いですし、何と言っても素人ばかりなので、心配の種がつきません。
事前準備と現地での誘導では、当企画(アウトドア)のプロデューサーが本当に良く頑張りました。

大自然と格闘することの素晴らしさを、文字や写真だけで伝えるのは難しいです。
苦しいこと、楽しいこと、辛いこと、支えること、支えられること、くじけそうになること、到達すること、感動すること、こもごもありまして、結局のところ全員が大満足でした。

コテージに帰着したのは午後6時。遠方から卒業生たちが駆けつけ、晩ご飯を作ってくれていました。
この際、いくつかの企画が同時に進みましたが、写真がないため割愛します。

夜になれば、再び星空討論会。
ここでとうとう、雨が降り始めました。
当企画(星空討論会)のプロデューサーは、事前に何度も勉強会を設けるなど周到に準備を進めてきましたが、
雨だけはどうしようもありません。

もっとも、全くの屋内で開催したのは、今回が初めてです。もう一工夫が必要でしょう。

3日目

最終日3日目は、軽井沢のショッピングモール(軽井沢・プリンスショッピングプラザ)に行きました。
前日はほぼ半日も山の中にいたため、きれいな建物や都会的な雰囲気には違和感を覚えます。
それぞれが思い思いに過ごしていましたが、場内があまりにも広く、時間が足りませんでした。

最後に、帰途の高速道路パーキングで全員が集合し、総合プロデューサーから締めの言葉が述べられました。
まずは何より、ゲスト参加の学生や卒業生の皆さんへのお礼です。本会学生メンバーは、心を尽くしてお客様をおもてなしすることができたでしょうか。

この2日後には、反省会が開かれました。