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第5回シンポジウム

敬愛大学総合地域研究所主催の第5回シンポジウム「フード(食)とアグリ(農)を子どもにどう教えるか」が開催されました。永年、「食育」「農育」の実践に関わってこられた3人の講師をお迎えし、三者三様の、熱のこもったお話に時の経つのを忘れる2時間でした。

 最初の登壇者、紺野和成氏(日本政策金融公庫千葉支店長)は「政策金融の現場から農育を」をテーマに、①日本と千葉の農業の現状と課題、②その中でご自身や、地域の農業経営者によって県下の農業高校で行われている農業融資や農業経営に関する「出前授業」の様子や、③経済産業省・農業産業省、NHKプロモーションとの協力による「農業フロンティア2012」「ファーマーズ&キッズフェスタ2013」「アグリフードEXPO2014」などの活動についてお話しいただきました。

 三幣貞夫氏(南房総市・教育委員会教育長)には「子どもに食と農をどう教えるか」と題し、①農業科への挑戦(文部科学省研究開発校:3小学校・1中学校・1高等学校での試み(平成12〰14))②完全米飯給食の実施、③「南房総学」の展開の3つの取組を通して、千葉県下の教育の場における「食育」の現状と課題を語っていただきました。冒頭に挙げられた「そこにあるものを活かす生活」、「日本にないものに依存しない生活」、「人間の本来持つ力を活かした生き方」を子どもたちに伝えたいという氏の強い思いが熱く伝わるお話でした。

 最後に熊澤幸子氏(東京成徳大学・特任教授)から「食育と食環境」についてお話しいただきました。平成17年に制定された食育基本法に基づき、「なぜ今、食育なのか」が①食生活の西洋化による生活習慣病の増加、②輸入食品の増加、③食品の安全性・安心感の問題、から④価値観の多様化に伴う家庭・家族の在り方まで幅広い視点から語られました。

 今回のテーマは本研究所で4年間、助成を行ってきた共同研究(通称「フード&アグリ」)の成果の一部です。 当日は生憎の雨天にも拘わらず、延べ70名ほどの方々のご出席をいただきました。限られた時間の中でのご発話ではありましたが、内容が豊富かつ具体的であり、フロアからの質問やコメントが相次ぎました。同日、本学で開催されていた日本こども社会学会との共催の形を取らせていただき、千葉県・千葉市教育委員会のご後援を得ることもできました。

 ご協力いただきました皆様に心から御礼申し上げます。

日時2014年6月28日(土)
13時~15時
場所敬愛大学稲毛キャンパス3号館3301教室
パネラー紺野 和成 氏(日本政策金融公庫 千葉支店長)
三幣 貞夫 氏(南房総市 教育長)
熊澤 幸子 氏(東京成徳大学 特任教授)
コメンテーター池谷 美佐子(国際学部准教授)
田中 未央(国際学部専任講師)

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