| 〜ベトナム・カンボジア〜 |
| ● | みんなのフィールド・ノートから |
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| デルタの農村探訪:ドイモイ以後、エビの商品生産がさかんになった。養殖池に興味津々。日本に輸出されるエビもこんなところで?と質問する学生達。 |
フェリーに乗ってメコン川を渡りました。 メコン川は赤茶色のような色をしていて、僕は初め汚い川だと思っていたのですが、この川からは多くの魚介類が捕れたりマングローブなどの植物を育て、まさに栄養たっぷりの川であることに気づき、濁っている川が汚いという固定観念がなくなりました(川端彰)。
水上マーケットでは私は映画でしか見たことがないから、写真をいっぱい撮った。どこの国でもみんな一生懸命生きているなあと思った。農村では水路を小舟でスイスイ行ってエビの養殖池や稲を脱穀している田圃を見た。 脱穀している人の中に若い男の人がいた。その裸足の青年をずっと見つめた。ベトナム語を知っていたら話しかけたかった。「頑張って下さい。」と言いたかった(姜聲愛)。
カントーの寺院:この日はいろんな寺院をまわった。一番印象に残っているのはお線香が天井からつるされていたところ。クルクルッとなった、こんなお線香があることにビックリした。さらに恋愛の女神・・に??電気があったりしてなんだこりゃとも思った(古川幸雄)。
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| 上智大学チームが保存研究していたバンテアイクディ寺院から、美しい仏たちが発掘された。数百年の眠りからさめたばかりの仏像に見入った。 |
カーフェリーは混んでいて大変でした。船を待っている間に、ストリートチルドレンがお金をもらいに来ました。ひとり一人に声をかけて、お金をもらえるまでは動こうとしません。私はその子の目をみることができませんでした。どうしたらいいかわからなかったのです。日本にはストリートチルドレンなんていません。いたら、大問題です。ベトナムの抱えている問題点を生で見てしまった気がしました(御園武志)。
戦争証跡博物館:そこには当時の米国軍のヘリコプターやミサイルなどがありとてもリアルだった。枯れ葉剤の影響を受けた赤ちゃんのホルマリン漬け、拷問にもだえ苦しむベトナム人の写真、それを見ているアメリカ兵の写真・・。戦争における人間の汚さや残酷さ。戦争は人間をここまで醜い生き物にしてしまうのだと、とてつもない憤りを感じた。ベトナム戦争だけでなく、戦争の背景には人間の汚い部分が必ず存在しているのだと気づかされ悲しくて目頭が熱くなった。今でも世界には紛争や争いがある。そんな事を考えると世界は実際にはまだまだいろいろな課題を残しているのだと思い、どうすれば平和になるのだろうと思いにふけった(大根慶宗)。
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| イエイッ!! ついに来たよ、アンコールワットに。 |
アンコールワット:「天空の城」とはまさにこのことだと思う。遺跡の一つ一つすべてから人の香りがするようだった。こんなに魅了された遺跡は初めてだった。壁画に描かれた話がとても面白かった。閻魔様、神様、仏様、地獄に落ちるといった話は日本で聞いたことのある古い話だが、ここまで壁画に描き込まれていると本当のことのように感じ、また人々の心が伝わって来るような気がした。これが900年以上も前に作り出されたというから、その技術は計り知れない(鈴木雅子)。
トンレサップ湖はとにかく広かったです。樹木も何もなくひらけたところでしばらく留まりましたが、「ここは海なのでは」と思ってしまいそうなほどでした。途中立ち寄った喫茶店のようなところにいた可愛い子どもたち、動物もいて印象的でした(忍足直彦)。
一ノ瀬泰造:シェムリアップ空港に向かう途中、一ノ瀬泰造の両親が建てた小学校の前で記念撮影。思いがけないことに感動しました。 ボリャさん(ガイドさん)が一ノ瀬泰造のお墓には今の季節は行けないと言っていたので残念に思っていたけど、泰造小学校がみられただけでもよかったです(佐々木育世)。
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| アルミのレンゲをくわえてオレンジ運び…ゲームに興じる敬愛生とベトナ ムの中学生。楽しかったね! |
全体を通しての感想と国際協力について:今回、ゼミのフリーマーケットでの資金集めから、実際にベトナムの子どもたちと交流し、目的であった教材の寄付に至るまで、ひととおりやってきました。とりあえずは達成感でいっぱいです。お金を集めて送るだけでも協力にはかわりないですが、やはり現地に行って直接渡し、相手国の現状とニーズを考えて、次に.がるやり方がいいな、と思いました。日本人の思いこみで物を贈っても、実際にはあまり必要ではない場合もあるので、本当に必要な物が実際援助されているのか、今とても心配です(牧野敦司)。
急速に発展するベトナムで不足しているのは人材であるとJICAで聞いて、確かに人材の育成こそベトナムのドイモイ政策をより良くする基盤になるのだと思った。日本語学校生やカントー大学の学生との交流を通じて彼らは10年、20年後には国の中心となってさらに発展させているだろうとも思った。そのためには、まだまだ外国の援助に頼らざるを得ないのかもしれない。長い戦争を経てベトナムはようやく発展しだしたばかりだからだ。しかし他の東南アジアの国と比べても、成長するスピードが早いのは、人々が勤勉な性格だからではないだろうか。その手助けの国際協力は必要だが、最終的にはベトナム人の力で発展をとげるべきだと思う。カンボジアでも、世界遺産であるアンコールワット遺跡の修復作業は、現地の人々が自らの手で行ってこそ意味があり、その人材の育成をするのが意味のある国際協力であると考えた。国際協力は、ただ単にお金を援助したり、最先端の技術を教える事だけではないのである。人材の育成、その国と地域にあったやり方、そして何よりもその国の人とのコミュニケーションが一番大事なのだと思った(平谷佳悟)。
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| 有名なタプローム寺院。巨大な木の根が寺院を鷲づかみにしている。祈ってるのは誰だ… |
研修旅行を通して考える私の国際協力論:私はベトナムの中学生へ英語の教科書を贈るためのフリーマーケットに参加した。田先生のゼミなのでフリーマーケットに参加したが、ベトナムに行くまではその趣旨について漠然としかとらえることができなかった。ただ聞かされただけでは、実感が湧かないのだ。しかし実際にベトナムスクーリングに参加して本当に良かったと思っている。お金を日本で集め、それを現金なり物資などにかえ現地に送ることは簡単かもしれない。しかし顔と顔が見え、彼らの視点に立ってものをみることができてこそ真の国際協力ではないか。実際に彼らが通っている学校を訪れ、彼らと交流することで友情が芽生える。それは大きな意味を持つのだ。その時点で顔と顔が見えていることになる。そうすればたった1回だけで”はい終わりました”という風にはならないだろう。1回だけで援助を終えても、後々に繋がらないのでは国際協力とは言えないと思う(宮村茉梨香)。