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ホーム  > 国際学部だより  > 【国際学科】「問い」から始める英語の学び

【国際学科】「問い」から始める英語の学び

国際学科のCollege English IV(佐藤邦政講師)では、学生が英語で問いを考え、ほかの学生と考えてみたい問いを選び、その答えを探していく授業をしています。今回は「Japan produces the second largest amount of plastic waste per capita, after the U.S.」(The Japan Times on 14 Oct 2018)」という一文について扱います。この英語授業では、学生自身が表題から自由に想像し、浮かんできた疑問を各自の言葉で問いの形にしていきます。学生から以下のような問いが出てきました。(写真参照)

学生から出てきた問い

「How does Japan reduce the amount of plastic waste per capita?」
「What’s the difference between Japan and other countries?」
「How much plastic do you waste?」
「What do you think that Japan continues to increase plastic waste?」
「What types of recycling can be there about plastic materials?」
「Can you think of an alternative replacement for plastic? Explain why it is better.」

次に、自分の問いを黒板に書いてもらってからグループに分かれて各自の問いを確認し、どの問いを考えたいか話し合います。自分の興味を述べ、共感し、ときには別の提案をしながら、答えを知りたい、面白そうなど、各自の問いの価値を共有しながら一つに絞ります。最後に、グループで考えたり、配布資料を読んだりしながら答えを探し、プレゼンターにグループの問いと答えを発表してもらいます。はじめは問いを一から創ることにとまどっていた学生も、今では短い時間でいくつもの問いを出すようになってきました。

グループに分かれ、メンバー同士で各自の問いを確認

自分で問いを創ることは、(1)学生が興味をもって自律的に学ぶだけでなく、(2)「どういうことだろう」、「何か変だな」と思うことに敏感になり、浮かんできた疑問や言葉を「問い」という言語表現に仕立てていく批判的「身体」を培うことにつながります。
社会の中での探求はさまざまな社会・人間関係の中で行われ、しばしば不当に過小評価されたり、沈黙させられることがあります。問いを立てて考えていくことは、社会ではそれほど簡単な行為ではありません。だからこそ、学生のうちに「問い」という形で自分の言葉を表現する練習を積むことが大切なのです。

報告:佐藤(国際学科 講師)、編集:IR・広報室

参考文献

本授業は以下の問いに関する関連研究の知見を踏まえています。教育方法論については、米国ボストンの研究機関The Right Question Instituteで国際プログラムを担当なさっている大内朋子さんとお話をする機会があり、多く学ばせて頂きました。

ダン・ロスステイン、ルース・サンタナ (2015). 吉田新一郎(訳)『たった一つを変えるだけ:クラスも教師も自立する「質問づくり」』. 東京: 新評社.
Sato, Kunimasa. (2016). “A Sensitivity to Good Questions: A Virtue-Based Approach to Questioning.” Episteme: Journal of Individual and Social Epistemology, 13(3): 329–341.

国際学科の紹介

国際学科では、時代の要請に応える3 つの専攻課程を用意しています。日本と世界で今起こっていることへの課題発見・探求能力を高め、実践的な英語・キャリア・ICT(情報通信技術)各分野のトレーニングを通じて、社会で即戦力となれる国際性豊かな人材を育成します。

■英米語専攻
体系的な英語教育プログラムと毎日英語に触れる学習環境で英語力を飛躍的にUP
■日本・国際理解専攻
日本や世界、千葉県を含む幅広い地域社会の歴史・文化・風土等を研究し、国際的教養を身につける
■国際ビジネス専攻
空港、観光、旅行、ホテル、情報システムなどで活躍する人材を育成

国際学科の詳しい内容は、ホームページや大学案内で紹介しています。
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