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フード&アグリビジネス・コーナー(2012年度アーカイブ)

敬愛大学国際学部国際学科では、2011年カリキュラムに「フード&アグリ」関連科目を設け、本格的活動を開始しました。「国際学部でアグリ?」とよく尋ねられます。食糧自給率、輸入食品の増加と安全性の問題に、最近では放射性物質の問題まで加わり、「食」の安定供給と安全性の確保は広く人々の関心を集めています。TPPによる日本の農業への影響も心配されています。そう!日本の「食」と「農」は世界につながっているのです。

このコーナーでは、2012年度に行われた、学内外の様々な活動を報告します。

なお、学年を超えた学生間、学生と教員の共同作業や社会の人々との交流を通して、学生たちは普段より活き活きした姿を見せてくれています。このような活動が彼らの将来につながってくれれば、というのが我々の願いです。新教育カリキュラムの目標は「食」と「職」をつなぐ。この活動を通して、地域社会に貢献できる人材を育てていきたいと思います。ご協力をお願い致します。

「フード&アグリ2012」活動報告 ⑩

◆研究会

  1月24日(木)川島孝夫先生(東京海洋大学・敬愛大学 非常勤講師)をお招きして、研究会を行いました。川島先生には日本の食品業界の産業構造の概要について講演していただきました。食品流通の中でも「農業に関わる流通」のしくみについて、分かりやすく説明していただきました。味の素ゼネラルフーズ(AGF)での経験や現在の食品流通業界の動向など、「目からウロコ」の話題がたくさんあった研究会でした。

(文責:田中未央)

「フード&アグリ2012」活動報告 ⑨

◆門松作り@千葉黎明高校

藁を整える準備作業

12月20日と23日、千葉黎明高校におうかがいして、門松作りの研修を行いました。20日はまず作り方を教えていただき、23日は黎明高校主催の市民講座のインストラクター(?)として参加しました。両日とも、作業の後、おいしい豚汁を用意していただきました。

門松の材料

まずは藁で覆います

完成!

おいしい豚汁で心も温まりました。

「フード&アグリ2012」活動報告 ⑧

◆北杜研修旅行(一日目)

  12月1日と2日、「フード&アグリ」をテーマに山梨県北杜市での研修に出かけました。今年で三年目の取組です。
味噌作り、ほうとう作りに加え、今年は山梨県での「食と農」に関するユニークな取組について行政の方と一般の農業者お二人の講演をお願いしました。
宿泊と味噌作り、ほうとう作りについては「白州・尾白の森名水公園べるが」の方々にお世話になり、充実した二日間でした。

12月1日

北杜市役所産業観光部食と農の杜づくり課の淺川さんが、食育、地産地消など北杜市の先進的な取組に関するお話をしてくださいました。特に「身土不二」(地元の旬の食品や伝統食が身体に良い、という食育運動のスローガン)に基づく幼児期からの食育に若い方が熱心に取り組まれている様子が学生にも刺激的であったようです。

◆学生の声(国際学部3年 T君)

この講演で、私は次世代のために食育と地産地消を全国的に行わなければならないと感じた。将来の日本には食の本当のあり方が存在しない社会になると思ったからである。食の本当の在り方とは、食べ物を栽培し、食べ物を調理し、食べ物を他の人々を共に食べると云うことである。食材を簡単に手に入れられ、更に調理してある食べ物が販売されている現在、誰かと一緒に食事をする機会が大幅に減少していると思われる。また、今の学校給食に出されている米には、添加物が付着していることも知った。私はこれを聞いたとき愕然とした。いくらビタミンが体に良いからといって、このようなことをすれば、自然の摂理が崩壊する。ビタミン等の栄養は添加物や品種改良に頼らず、自ら考えた栄養バランスの良い物を摂取しなくてはならないと思う。この現状を打破し、健康で楽しい食が当たり前の世の中に戻ってほしい。私は、“おいしい”食事がいつまでもできる未来を望みたい。

味噌作り(写真提供 国際学科3年 田川勝理)

大豆を茹でる

大豆を練る機械

練った大豆に塩と米麹を混ぜる

味噌を寝かせるために密封する

◆北杜研修旅行(二日目)

12月2日

北杜市の朝は零下3度。凛とした空気の中で研修の二日目が始まりました。
Kino’s Caféを経営する若い農業者、井波希野氏の体験談も飄々として自然体。前日に講演をお願いした淺川さんとは
高校の同窓で、北杜市が行なっている教育ファームにも協力しているそうです。

◆学生の声(国際学部3年 T君)

私は千葉の田舎に住んでいるため、農に触れ合う機会はそこら辺にいる若者よりも多い。小学生の時は田植えが授業に設定されていたし、普段食している米は、専業米農家が自分たちで食べる特別な米を譲ってもらっている。また、実家でも少量であるが、ゴーヤやトマト、スイカやカボチャ、昔は柿屋さくらんぼ、ぶどうなどを作っていた。
講師の伊庭さんは一人で様々な野菜を作り、販売しているという。私には想像もつかないほどの苦労があったと思う。井波さんは作った野菜を道の駅や販売所で販売しているだけでなく、とれた野菜をそのまま宅配するというシステムを取っている。これは農の新たな道筋であると思った。専業農家が次々と辞めていく今、我々もこのようなシステムを利用し、農家を守らなければならないと思う。

次はほうとう作り。小学校五年生からほうとうを作り続けているという近所の方が教えにきてくださいました。ネパール出身のH君によれば、ほうとうの緬の作り方はナンと同じ、料理の仕方にも似たようなものがあるとか。帰りの電車まで少し時間があったので、白州のサントリーのウイスキー会社を見学して、帰途につきました。

(文責:村川)

「フード&アグリ2012」活動報告 ⑦

◆有機農法を学ぶ(アジアの農業)

教室で質問する学生

12月6日
(専門選択科目/半期2単位)
今年も千葉の有機農家を招いた講義と野外実習を行いました。
山武市で新規参入した有機農家の山木幸介さんにお願いし、稲毛キャンパスの教室で講義してもらいました。

山木さんは大学院で微生物を研究し、アジアを旅するうちに、有機農法を実践する道を、自ら選び取ったそうです。
サステナブルな農業のあり方を語る講師の一言一言に、学生達は真剣に耳を傾けていました。


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12月13日
畑の見学(三つ豆ファーム)

それは、土の微生物と共存する環境に優しい生産活動でした。消費者と直接につながるマーケティング力にも
驚かされました。
土から掘ったばかりの赤カブ、白カブ、その瑞々しい輝きに笑顔! 感激!
房総の黒々とした泥土を靴底にいっぱいつけたまま、幸せな気持ちでキャンパスにもどりました。

私も農業やってみたいなぁ・・・!

(文責:高田洋子)

有機農法の講義を畑で聴く

甘みの詰まったカブ

チジミホウレンソウ、大地の湿気が立ち上る

ありがとうございました!!

「フード&アグリ2012」活動報告 ⑥

◆11月10日―ジャック・オ・ランタン作り@敬愛フェスティバル

本学の大学祭で、ハロウィンでおなじみのジャック・オ・ランタン(かぼちゃのランタン)を作りました。

本学の学生や教職員ばかりでなく、近くの方々も参加・応援してくださいました。「夕暮時にロウソクをともしたランタンがとてもきれいでした。参加した学生や子供たちがとても楽しそうだったことが、印象的でした(こども学科 田中先生)」
千葉黎明高校の先生からは、来年はこのかぼちゃを育てるところから一緒にやってみてはとのご助言を、ランタン作りを指導してくださったイケシマ先生からは、役目を終えたランタンを動物園の動物たちにプレゼントしてはとのご提案をいただきました。

急な日程変更に対応いただいた学友会の皆さん、有難うございました。(文責:村川)

「フード&アグリ2012」活動報告⑤

◆ハロウインかぼちゃのランタン作り

日時:11月10日(土)14:30から

 ハロウインには少し遅いのですが、敬愛フェスティバル(11月10日(土)~11日(日))でかぼちゃのランタン作りを行います。八ヶ岳山麓から届いたばかりのかぼちゃを使って、イケシマゼミの学生と試作しました。ランタンを作るのはイケシマ先生自身も35年ぶりだそうです。最後にキャンドルを灯して思わず歓声が上がりました。

これで準備は万端。明日10日が本番です。乞ご期待!

「フード&アグリ2012」活動報告④

◆佐倉・農業フェアに「ブース」

日時 10月21日10:00〜14:30
場所 第10回 印旛沼流域 環境・体験フェア(主催:千葉県・印旛沼流域水循環健全化会議)
  (於 佐倉ふるさと広場向かい)
出席 中村学部長、斎藤(国際学部4年)、村川

 印旛沼の辺で開かれた印旛沼流域環境・体験フェアに本学国際学部の「フード&アグリ」ビジネスの活動を示すブースを出しました。(学部長はネパールでの調査結果を展示)。私も、短大の国際教養科から国際学部へ、教員として20年近くを過ごした佐倉ですが、京成線の車窓から見える風車を訪れるのは初めてでした。秋晴れの日差しにキラキラ輝く印旛沼、コスモスが風に揺れるのどかな一日、大勢の観客が「フェア」を訪れました。千葉の米作りの問題点、六次産業化の具体的な試み(米粉の利用促進、など)、田圃に魚道を作る試み、等々、少しずつ情報を集めてきましたが、これから勉強することばかりです。茨城大学や東邦大学の学生さんたちのブースを見ながら、いつか私共の学生にもこんなことができれば・・・と考えました。一緒に学んで行きたいと思います。水土里ネット印旛沼の高橋さんはじめ多くの皆さん、沢山の差し入れとお土産を有難うございました。 (文責 村川)

「フード&アグリ2012」活動報告③

◆房総の太巻き寿司作り実習

日時 11月1日10:40〜13:00
場所 1号館4F家庭科室
講師 千葉伝統郷土料理研究会講師(鈴木和子、間山美佐子、三橋早苗各氏)

千葉県房総半島に伝わる郷土料理である「太巻き寿司」作りの実習を行いました。元は、冠婚葬祭の折、招かれて宴席で腕前を披露するものだったそうですが、その男性たちが戦争で亡くなり、技術も継承されていなかったことから、以前は下準備をしていた女性たちが伝統料理の復活に立ち上がったのだそうです。今では季節や場に応じた様々な図柄があり、街を歩いている時にも、様々な物が新しい図のヒントになることなど楽しく話をしていただきました。県庁のHPによれば紀州の漁師が房総まで鰯を追いかけてきた時に弁当にもってきためはりずしを起源とする説もあるとか・・・。講師の方々の説明を聞いていた時には不安気だった学生たちも、初めて見ると上手、上手!和気あいあいの一時になりました。教職員や他の学生さんにもお裾分けして大好評でした。 (文責 村川)

太巻きができるまで

「フード&アグリ2012」活動報告②

◆研究会: 食料「自給」とは何か?――日本農業をめぐる現実と幻想―

 日時 10月18日2:40〜5:00
 場所 3号館5F語学ラウンジ
 講師 原山浩介(国立歴史民俗博物館・准教授)

 本学国際学部の非常勤講師でもある原山先生をお招きして、先生の編著書『食と農のいま』(ナカニシヤ出版、2011年)を素材に、食料自給率を中心に日本の農業の現況と課題についてお話をうかがいました。今回は学生三名、教員二名と小さな会でしたが、その分、質問もでやすく、中身の濃い研究会になりました。

研究会を終えて、参加した学生の感想
 最近、食料自給率に関する話題は、以前ほど見かけなくなった気がします。私がちょうど高校生くらいの時は、確か日本の自給率が40%を下回った時期で、大きく話題になっていた頃だったのではないかと思います。・・・今回の原山先生のお話は非常に新鮮でした。特に、食料自給率の行き先、今後農業はどのような姿になっていくべきなのか、世界の中で日本はどのような役割をもっていけばよいのだろうか、という話は私にとっては新しい考え方を学ぶ機会となりました。・・・もう少し深くお話を聞きたかったのが、移民が日本で農業の手伝いをしたり、これからそういった形の農業が日本で展開されていくのかという話についてです。・・・機会さえあれば、前回聞けなかった分のお話も含め、是非聞かせていただきたいです。

(文責:村川)

フード&アグリ・ビジネス活動について