敬愛大学 校友会報 -Keiai University Press-
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敬愛大学校友会
〒263-8588
千葉市稲毛区穴川1丁目5番21号
TEL 043-251-6363 (代)
OB・OGから

 早いもので、大学を卒業してから20年経ちました。現在は、父が社長をしている山形化成工業株式会社に入社して、将来の後継者に向けて日々頑張っています。プライベートでは、2005年に結婚し、11歳の男の子と8歳の女の子がいます。 
 大学時代は、3年生の夏休みに海外研修で、米国カリフォルニア州のノバトという小さな街で、3週間ホームステイをしたことが印象に残っています。研修の半年以上前から英会話スクールに通って準備をした甲斐があって、ホストファミリーとの交流もスムーズに進み、キャンプをしたりジャズの野外コンサートに行ったりと、楽しく過ごすことができました。ホストファミリーとは現在もfacebookを通じて交流が続いています。
 卒業後は山形県にある、半導体と自動車部品を製造する会社に勤務し、2001年から2004年まで3年間は経理の責任者としてベトナムに開設した子会社に出向しました。大学卒のベトナム人は英語が話せる人が多いので、英語で仕事を進めるなど、大学時代に身に付けた英語力や海外研修での経験が思わぬ形で役に立ちました。
 2016年4月からは、発泡スチロールの生産と廃発泡スチロールのリサイクルを中心に、断熱建材や包装資材を販売する山形化成工業株式会社で専務取締役を務めています。日本国内における発泡スチロールのリサイクル率は90%を超えていて、プラスチックの中でも優秀な素材です。今後も、研究開発を続け、資源の国内循環で社会に貢献する企業を目指していきたいですね。
 今回校友会報への寄稿のお話をいただいて、久しぶりに卒業アルバムを広げたところ、懐かしい友人が記憶の奥からよみがえってきました。大学時代は、佐藤英夫先生、山内義廣先生、藤岡明房先生、現在は千葉敬愛高等学校の事務長をされている薬師寺茂さんには大変お世話になり、この場をお借りし御礼申し上げます。敬愛大学の建学の精神である敬天愛人は西郷南洲の唱えた思想で、関係のある南洲神社は山形県酒田市にもあって、私の住む山形県と敬天愛人の精神が近しい関係にあることを卒業後に知りました。そのようなことにも敬愛大学との縁を感じる昨今です。今後は校友会の活動に積極的に参加して、敬愛大学のお役に立ちたいと思っています。
 

voice keiai
黒田  裕一
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